doc/writing_vertical.ja.md in review-3.0.0.preview4 vs doc/writing_vertical.ja.md in review-3.0.0.rc1
- old
+ new
@@ -1,10 +1,10 @@
# 縦書きのサポート(実験的)
Re:VIEW 2.0 より、縦書きの実験的なサポートを含めています。このドキュメントでその利用方法を説明します。
-このドキュメントは、Re:VIEW 2.0 に基づいています。
+このドキュメントは、Re:VIEW 3.0 に基づいています。
## Re:VIEW フォーマットテキストファイルでの利用
縦書きのドキュメントをサポートするため、次のような機能を提供します。
### 縦中横文字
@@ -50,6 +50,23 @@
```yaml
texdocumentclass: ["utbook", "oneside"]
```
-utbook クラスは uplatex に合わせた縦書きの紙面デザインを提供します(platex を使用する場合は tbook クラスを使います)。マクロや追加パッケージが縦書きに対応していない場合、エラーあるいは予想外の結果になることがあります。
+utbook クラスは upLaTeX に合わせた縦書きの紙面デザインを提供します。マクロや追加パッケージが縦書きに対応していない場合、エラーあるいは予想外の結果になることがあります。
+
+また、表紙・大扉・奥付のように主題とまったく異なる紙面表現の箇所は、TeX のマクロで表現しようとするよりも、Adobe InDesign や Microsoft Word などの別のツールを使って作成した原寸の PDF を用意し、それを貼り付けたほうが思いどおりの結果になるでしょう。`review-custom.sty` に記述する例を以下に示します(各 PDF は `images` フォルダに置いているものとします)。
+
+```
+% 縦書きのため各貼り付けPDFは90度回転させる
+\def\reviewcoverpagecont{% 表紙
+\includefullpagegraphics[angle=90]{images/cover.pdf}
+}
+
+\def\reviewtitlepagecont{% 大扉
+ \includefullpagegraphics[angle=90]{images/titlepage.pdf}
+}
+
+\def\reviewcolophonpagecont{% 奥付
+ \includefullpagegraphics[angle=90]{images/colophon.pdf}
+}
+```