doc/format.ja.md in review-2.4.0 vs doc/format.ja.md in review-2.5.0
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* `<builder>` は利用しているビルダ名(ターゲット名)で、たとえば `--target=html` としているのであれば、images/html ディレクトリとなります。
* `<chapid>` は章 ID です。たとえば ch01.re という名前であれば「ch01」です。
* `<id>` は //image[〜] の最初に入れた「〜」のことです(つまり、ID に日本語や空白交じりの文字を使ってしまうと、後で画像ファイル名の名前付けに苦労することになります!)。
* `<ext>` は Re:VIEW が自動で判別する拡張子です。ビルダによってサポートおよび優先する拡張子は異なります。
+各ビルダでは、以下の拡張子から最初に発見した画像ファイルが使われます。
+
+* HTMLBuilder (EPUBMaker、WEBMaker)、MARKDOWNBuilder: .png、.jpg、.jpeg、.gif、.svg
+* LATEXBuilder (PDFMaker): .ai、.eps、.pdf、.tif、.tiff、.png、.bmp、.jpg、.jpeg、.gif
+* それ以外のビルダ: .ai、.psd、.eps、.pdf、.tif、.tiff、.png、.bmp、.jpg、.jpeg、.gif、.svg
+
### インラインの画像挿入
段落途中などに画像を貼り込むには、インライン命令の `@<icon>{識別子}` を使います。ファイルの探索ルールは同じです。
## 番号が振られていない図
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LaTeX の数式が正常に整形されるかどうかは処理系に依存します。たとえば TeX PDF であれば問題なく利用できるでしょうが、EPUB では MathML 変換を有効にしても妥当な結果にならないことがあります。確実を期すならば、画像で表現するほうが適切です。
## 字下げの制御
段落の行頭字下げを制御するタグとして、`//noindent` があります。HTML では `noindent` が `class` 属性に設定されます。
+
+## 空行
+
+1行ぶんの空行を明示して入れるには、`//blankline` を使います。
+
+例:
+
+```
+この下に1行の空行が入る
+
+//blankline
+
+この下に2行の空行が入る
+
+//blankline
+//blankline
+```
## 見出し参照
章に対する参照は、次の3つのインライン命令を利用できます。章 ID は、各章のファイル名から拡張子を除いたものです。たとえば `advanced.re` であれば `advanced` が章 ID です。
* `@<chap>{章ID}` : 「第17章」のような、章番号を含むテキストに置換されます。