doc/format.ja.md in review-2.3.0 vs doc/format.ja.md in review-2.4.0
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```
@<命令>{対象の内容}
```
-内容に「}」という文字が必要であれば、`\}` でリテラルを表現できます。
+内容に「}」という文字が必要であれば、`\}` でリテラルを表現できます。なお、内容の末尾を「\」としたい場合は、`\\` と記述する必要があります(たとえば `@<tt>{\\}`)。
記法および処理の都合で、次のような制約があります。
* ブロック命令内には別のブロック命令をネストできません。
* ブロック命令内には見出しや箇条書きを格納できません。
* インライン命令には別のインライン命令をネストできません。
+
+### インライン命令のフェンス記法
+
+インライン命令において `}` や 末尾 `\` を多用したい場合、それぞれ `\}` や `\\` のようにエスケープするのはわずらわしいことがあります。そのようなときには、インライン命令の囲みの `{ }` の代わりに `$ $` あるいは `| |` を使って内容を囲むことで、エスケープ表記せずに記述できます。
+
+```
+@<命令>$対象の内容$
+@<命令>|対象の内容|
+```
+
+例:
+
+```review
+@<m>$\Delta = \frac{\partial^2}{\partial x_1^2}+\frac{\partial^2}{\partial x_2^2} + \cdots + \frac{\partial^2}{\partial x_n^2}$
+@<tt>|if (exp) then { ... } else { ... }|
+@<b>|\|
+```
+
+あくまでも代替であり、推奨する記法ではありません。濫用は避けてください。
## ソースコードなどのリスト
ソースコードなどのリストには`//list`を使います。連番を付けたくない場合は先頭に `em`(embedded の略)、行番号を付ける場合は末尾に `num` を付加します。まとめると、以下の4種類になります。