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8.3.4. cache_limit

8.3.4.1. 概要

cache_limit は最大クエリーキャッシュエントリー数を取得・設定します。クエリーキャッシュを使っているのは select コマンドだけです。

最大クエリーキャッシュエントリー数が100の場合は、最新の100 select コマンドの結果だけキャッシュします。キャッシュを失効するアルゴリズムはLRU(Least Recently Used)です。

8.3.4.2. 構文

cache_limit には省略可能な引数が1つあります:

cache_limit [max=null]

8.3.4.3. 使い方

引数なしで cache_limit を実行すると現在の最大キャッシュエントリー数を取得できます。

実行例:

cache_limit
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], 100]

max 引数つきで cache_limit を実行すると最大キャッシュエントリー数を設定できます。

次の例は最大キャッシュエントリー数を 10 に設定する例です。

実行例:

cache_limit 10
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], 100]
cache_limit
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], 10]

max 引数を使うと、指定したあたいに設定される前の最大キャッシュエントリー数が戻り値になります。

8.3.4.4. 引数

このセクションではすべての引数について説明します。

8.3.4.4.1. max

数値で最大クエリーキャッシュエントリー数を指定します。

max 引数が指定されていない場合は、現在の最大クエリーキャッシュエントリー数は変わりません。 cache_limit は単に現在の最大クエリーキャッシュエントリー数を返します。

8.3.4.5. 戻り値

cache_limit は現在の最大クエリーキャッシュエントリー数を返します:

[[HEADER, N_ENTRIES]]

HEADER

HEADER については 出力形式 を参照してください。

N_ENTRIES

N_ENTRIES は現在の最大クエリーキャッシュエントリー数です。これは数値です。

8.3.4.6. 参考

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8.3.5. check

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