このセクションではWindows上でgroongaをインストールする方法を説明します。groongaをインストールするにはzipパッケージを展開する方法とインストーラーを実行する方法があります。
32-bit用と64-bit用のパッケージを配布していますが、サーバ用途には64-bitパッケージを利用することをオススメします。32-bit用パッケージはテスト用か開発用にだけ使って下さい。32-bit用パッケージを使った場合は、中程度のサイズのデータでもメモリ不足エラーになることがあります。
32-bit環境の場合は groonga-2.0.9-x86.exe をダウンロードして実行してください。
64-bit環境の場合は groonga-2.0.9-x64.exe をダウンロードして実行してください。
スタートメニュー内に groongaコマンド 用のコマンドプロンプトがインストールされるのでそれを使ってください。
32-bit環境の場合は groonga-2.0.9-x86.zip をダウンロードして展開してください。
64-bit環境の場合は groonga-2.0.9-x64.zip をダウンロードして展開してください。
groongaコマンド は bin フォルダーにあります。
まずWindows上でgroongaをビルドするために必須のツールをインストールします。以下が必須のツールです。
zipでアーカイブされたソース groonga-2.0.9.zip をダウンロードして展開します。
Microsoft Visual Studio 2010 Expressがインストールする Visual Studio コマンド プロンプト (2010) を実行して、groongaのソースがあるフォルダーへ移動してください:
> cd c:\Users\%USERNAME%\Downloads\groonga-2.0.9
cmake でビルドオプションを設定します。以下のコマンドラインは64-bit用のgroongaをビルドするためのものです。32-bit用のgroongaをビルドする場合は代わりに -G "Visual Studio 10" パラメーターを指定してください:
groonga-2.0.9> cmake . -G "Visual Studio 10 Win64" -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=C:\groonga
Visual C++ 2010 Expressでビルドします:
groonga-2.0.9> msbuild groonga.sln /p:Configuration=Release
Visual C++ 2010 Expressでビルドします:
groonga-2.0.9> msbuild groonga.sln /p:Configuration=Release /t:Install
Visual Studio 2010をインストールした場合、devenvを使うことができます。
Visual Studio 2010でビルドします:
groonga-2.0.9> devenv groonga.sln /Build Release
Visual Studio 2010でインストールします:
groonga-2.0.9> devenv groonga.sln /Build Release /Project Install
以上の手順で groongaコマンド が c:\groonga\bin\groonga.exe にインストールされます。