7.3.64. thread_limit
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7.3.64.1. 概要¶
バージョン 5.0.7 で追加.
thread_limit
は次の2つの機能を提供します。
最大スレッド数を返します。
最大スレッド数を設定します。
groonga 実行ファイル は thread_limit
のすべての機能を提供する唯一のGroongaサーバーです。
groonga-httpd は最大スレッド数を返す機能だけをサポートしています。 groonga-httpd の最大スレッド数は常に1です。なぜなら、 groonga-httpd はシングルスレッドモデルを採用しているからです。
Groongaをライブラリーとして使っている場合、 grn_thread_set_get_limit_func()
と grn_thread_set_set_limit_func()
でカスタム関数を設定しない限り動きません。 grn_thread_set_get_limit_func()
でカスタム関数を設定すると最大スレッド数を返す機能が動きます。 grn_thread_set_set_limit_func()
でカスタム関数を設定すると最大スレッド数を設定する機能が動きます。
7.3.64.3. 使い方¶
引数なしで呼び出すと最大スレッド数を得られます。
実行例:
thread_limit
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], 2]
0
が返ってきたら、そのGroongaサーバーはこの機能をサポートしていないということです。
max
引数つきで呼び出すと最大スレッド数を設定できます。
実行例:
thread_limit --max 4
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], 2]
max
引数を渡したときは設定前の最大スレッド数が返ります。