.. -*- rst -*- .. highlightlang:: none 疑似カラム (pseudo_column) ========================== 名前 ---- 疑似カラム 説明 ---- Groongaのデータベースで作成したテーブルには、いくつかのカラムが自動的に定義されます。 これらのカラムはいずれもアンダースコア('_')で始まる名前が付与されます。定義される疑似カラムは、テーブルの種類によって異なります。 ``_id`` レコードに付与される一意な番号です。全てのテーブルに定義されます。値の範囲は1〜1073741824の整数で、通常はレコードを追加した順に1ずつ加算されます。_idの値は不変で、レコードが存在する限り変更することはできません。ただし、削除されたレコードの_idの値は再利用されます。 ``_key`` レコードの主キー値を表します。主キーを持つテーブルのみに定義されます。主キー値はテーブルの中で一意であり、変更することはできません。 ``_value`` レコードの値を表します。value_typeを指定したテーブルのみに定義されます。自由に変更可能です。 ``_score`` 各レコードのスコア値を表します。検索結果として生成されたテーブルのみに定義されます。 検索処理を実行する過程で値が設定されますが、自由に変更可能です。 ``_nsubrecs`` 主キーの値が同一であったレコードの件数を表します。検索結果として生成されたテーブルのみに定義されます。グループ化(drilldown)処理を実行すると、グループ化前のテーブルにおいて、グループ化キーの値が同一であったレコードの件数が、グループ化処理の結果を格納するテーブルの_nsubrecsに記録されます。