このセクションではFedora上でgroonga関連のRPMパッケージをインストールする方法を説明します。これらのパッケージは yum でインストールできます。
groonga関連のRPMパッケージはFedoraの公式yumリポジトリにもあります。そのため、groongaのyumリポジトリの代わりにFedoraの公式yumリポジトリを使うこともできます。これらのリポジトリの違いはリリース日当日に最新パッケージが提供されるかどうかです。groongaのyumリポジトリの方では当日提供されます。Fedoraの公式yumリポジトリの方は数日後に提供されます。つまり、ほとんど差はないということです。 :-)
32-bit用と64-bit用のパッケージを配布していますが、サーバ用途には64-bitパッケージを利用することをオススメします。32-bit用パッケージはテスト用か開発用にだけ使って下さい。32-bit用パッケージを使った場合は、中程度のサイズのデータでもメモリ不足エラーになることがあります。
インストール:
% sudo rpm -ivh http://packages.groonga.org/fedora/groonga-release-1.1.0-0.noarch.rpm
% sudo yum update
% sudo yum install -y groonga
MeCab をトークナイザーとして使いたいときは、groonga-tokenizer-mecabパッケージをインストールしてください。
groonga-tokenizer-mecabパッケージのインストール:
% sudo yum install -y groonga-tokenizer-mecab
Munin プラグインを提供するパッケージもあります。Muninでgroongaの状態をモニターしたい場合は、groonga-munin-pluginsパッケージをインストールしてください。
groonga-munin-pluginsパッケージのインストール:
% sudo yum install -y groonga-munin-plugins
groongaをビルドするために必要なパッケージをインストールします:
% sudo yum install -y wget tar gcc-c++ make mecab-devel libedit-devel
ソースをダウンロードします:
% wget http://packages.groonga.org/source/groonga/groonga-2.0.7.tar.gz
% tar xvzf groonga-2.0.7.tar.gz
% cd groonga-2.0.7
configureを実行します( configure のオプションについては configure を参照してください):
% ./configure
ビルド:
% make -j$(grep '^processor' /proc/cpuinfo | wc -l)
インストール:
% sudo make intall