flags -- GRN_CURSOR_ASCENDING を指定すると昇順にレコードを取り出します。
GRN_CURSOR_DESCENDING を指定すると降順にレコードを取り出します。(下記 GRN_CURSOR_PREFIX を指定し、keyが近いレコードを取得する場合、もしくは、common prefix searchを行う場合には、GRN_CURSOR_ASCENDING / GRN_CURSOR_DESCENDING は無視されます。)
GRN_CURSOR_GT を指定するとminに一致したkeyをcursorの範囲に含みません。(minがNULLの場合もしくは、下記 GRN_CURSOR_PREFIX を指定し、keyが近いレコードを取得する場合、もしくは、common prefix searchを行う場合には、GRN_CURSOR_GT は無視されます。)
GRN_CURSOR_LT を指定するとmaxに一致したkeyをcursorの範囲に含みません。(maxがNULLの場合もしくは、下記 GRN_CURSOR_PREFIX を指定した場合には、GRN_CURSOR_LT は無視されます。)
GRN_CURSOR_BY_ID を指定するとID順にレコードを取り出します。(下記 GRN_CURSOR_PREFIX を指定した場合には、GRN_CURSOR_BY_ID は無視されます。) GRN_OBJ_TABLE_PAT_KEY を指定したtableについては、GRN_CURSOR_BY_KEY を指定するとkey順にレコードを取り出します。( GRN_OBJ_TABLE_HASH_KEY , GRN_OBJ_TABLE_NO_KEY を指定したテーブルでは GRN_CURSOR_BY_KEY は無視されます。)
GRN_CURSOR_PREFIX を指定すると、 GRN_OBJ_TABLE_PAT_KEY を指定したテーブルに関する下記のレコードを取り出すカーソルが作成されます。maxがNULLの場合には、keyがminと前方一致するレコードを取り出します。max_sizeパラメータは無視されます。
maxとmax_sizeが指定され、かつ、テーブルのkeyがShortText型である場合、maxとcommon prefix searchを行い、common prefixがmin_sizeバイト以上のレコードを取り出します。minは無視されます。
maxとmax_sizeが指定され、かつ、テーブルのkeyが固定長型の場合、maxとPAT木上で近い位置にあるノードから順番にレコードを取り出します。ただし、keyのパトリシア木で、min_sizeバイト未満のビットに対するノードで、maxと異なった方向にあるノードに対応するレコードについては取り出しません。PAT木上で位置が近いこととkeyの値が近いことは同一ではありません。この場合、maxで与えられるポインタが指す値は、対象テーブルのkeyサイズと同じか超える幅である必要があります。minは無視されます。
GRN_CURSOR_BY_ID / GRN_CURSOR_BY_KEY / GRN_CURSOR_PREFIX の3フラグは、同時に指定することができません。
GRN_OBJ_TABLE_PAT_KEY を指定して作ったテーブルで、GRN_CURSOR_PREFIX と GRN_CURSOR_RK を指定すると、半角小文字のアルファベット文字列から、それを旧JIS X 4063:2000規格に従って全角カタカナに変換した文字列に前方一致する値をkeyとするレコードを取り出します。GRN_ENC_UTF8 のみをサポートしています。GRN_CURSOR_ASCENDING / GRN_CURSOR_DESCENDING は無効であり、レコードをkey値の昇降順で取り出すことはできません。