.. -*- rst -*- .. highlightlang:: none column_create ============= 名前 ---- column_create - カラムの追加 書式 ---- :: column_create table name flags type [source] 説明 ---- groonga組込コマンドの一つであるcolumn_createについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。 column_createは、使用しているデータベースのテーブルに対してカラムを追加します。 引数 ---- ``table`` カラムを追加するテーブルの名前を指定します。 ``name`` 作成するカラムの名前を指定します。カラム名は、テーブルの中で一意でなければなりません。 ピリオド('.'), コロン(':')を含む名前のカラムは作成できません。また、アンダースコア('_')で始まる名前は予約済みであり、使用できません。 ``flags`` カラムの属性を表す以下の数値か、パイプ('|')で組み合わせたシンボル名を指定します。 0, ``COLUMN_SCALAR`` 単一の値が格納できるカラムを作成します。 1, ``COLUMN_VECTOR`` 複数の値の配列を格納できるカラムを作成します。 2, ``COLUMN_INDEX`` インデックス型のカラムを作成します。 インデックス型のカラムについては、flagsの値に以下の値を加えることによって、追加の属 性を指定することができます。 128, ``WITH_SECTION`` 段落情報を格納するインデックスを作成します。 256, ``WITH_WEIGHT`` ウェイト情報を格納するインデックスを作成します。 512, ``WITH_POSITION`` 位置情報を格納するインデックス(完全転置インデックス)を作成します。 ``type`` 値の型を指定します。groongaの組込型か、同一データベースに定義済みのユーザ定義型、定義済みのテーブルを指定することができます。 ``source`` インデックス型のカラムを作成した場合は、インデックス対象となるカラムをsource引数に指定します。 返値 ---- json形式 ^^^^^^^^ :: [成功かどうかのフラグ] ``成功かどうかのフラグ`` エラーが生じなかった場合にはtrue、エラーが生じた場合にはfalseを返す。 例 -- テーブルEntryに、ShortText型の値を格納するカラム、bodyを作成します。:: column_create Entry body --type ShortText [true] テーブルTermに、Entryテーブルのbodyカラムの値を対象とする完全転置インデックス型カラム、entry_bodyを作成します。:: column_create Term entry_body COLUMN_INDEX|WITH_POSITION Entry body [true]