column_create - カラムの追加
Groonga組込コマンドの一つであるcolumn_createについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。
column_createは、使用しているデータベースのテーブルに対してカラムを追加します。
column_create table name flags type [source]
テーブルEntryに、ShortText型の値を格納するカラム、bodyを作成します。:
column_create Entry body --type ShortText
[true]
テーブルTermに、Entryテーブルのbodyカラムの値を対象とする完全転置インデックス型カラム、entry_bodyを作成します。:
column_create Term entry_body COLUMN_INDEX|WITH_POSITION Entry body
[true]
table
カラムを追加するテーブルの名前を指定します。
name
作成するカラムの名前を指定します。カラム名は、テーブルの中で一意でなければなりません。
ピリオド('.'), コロン(':')を含む名前のカラムは作成できません。また、アンダースコア('_')で始まる名前は予約済みであり、使用できません。
flags
カラムの属性を表す以下の数値か、パイプ('|')で組み合わせたシンボル名を指定します。
- 0, COLUMN_SCALAR
- 単一の値が格納できるカラムを作成します。
- 1, COLUMN_VECTOR
- 複数の値の配列を格納できるカラムを作成します。
- 2, COLUMN_INDEX
- インデックス型のカラムを作成します。
There are two flags to compress the value of column, but you can't specify these flags for now because there are memory leaks issue GitHub#6 when refers the value of column. This issue occurs both of them (zlib and lzo).
- 16, COMPRESS_ZLIB
- Compress the value of column by using zlib. This flag is enabled when you build Groonga with --with-zlib.
- 32, COMPRESS_LZO
- Compress the value of column by using lzo. This flag is enabled when you build Groonga with --with-lzo.
インデックス型のカラムについては、flagsの値に以下の値を加えることによって、追加の属 性を指定することができます。
- 128, WITH_SECTION
- 段落情報を格納するインデックスを作成します。
- 256, WITH_WEIGHT
- ウェイト情報を格納するインデックスを作成します。
- 512, WITH_POSITION
- 位置情報を格納するインデックス(完全転置インデックス)を作成します。
type
値の型を指定します。Groongaの組込型か、同一データベースに定義済みのユーザ定義型、定義済みのテーブルを指定することができます。
source
インデックス型のカラムを作成した場合は、インデックス対象となるカラムをsource引数に指定します。
[HEADER, SUCCEEDED]
HEADER
See Output format about HEADER.
SUCCEEDED
If command is succeeded, it returns true on success, false otherwise.