.. -*- rst -*- .. highlightlang:: none ``grn_obj`` =========== Summary ------- TODO... Example ------- TODO... Reference --------- .. c:type:: grn_obj TODO... .. c:function:: grn_obj *grn_obj_column(grn_ctx *ctx, grn_obj *table, const char *name, unsigned int name_size) nameがカラム名の場合、それに対応するtableのカラムを返します。対応するカラムが存在しなければNULLを返します。 nameはアクセサ文字列の場合、それに対応するaccessorを返します。アクセサ文字列とは、カラム名等を'.'で連結した文字列です。'_id', '_key'は特殊なアクセサで、それぞれレコードID/keyを返します。例) 'col1' / 'col2.col3' / 'col2._id' :param table: 対象tableを指定します。 :param name: カラム名を指定します。 .. c:function:: grn_bool grn_obj_is_builtin(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj) Check whether Groonga built-in object. :param ctx: context :param obj: target object :return: ``GRN_TRUE`` for built-in groonga object, ``GRN_FALSE`` otherwise. .. c:function:: grn_obj *grn_obj_get_value(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj, grn_id id, grn_obj *value) objのIDに対応するレコードのvalueを取得します。valueを戻り値として返します。 :param obj: 対象objectを指定します。 :param id: 対象レコードのIDを指定します。 :param value: 値を格納するバッファ(呼出側で準備する)を指定します。 .. c:function:: int grn_obj_get_values(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj, grn_id offset, void **values) objに指定されたカラムについて、offsetに指定されたレコードIDを開始位置として、IDが連続するレコードに対応するカラム値が昇順に格納された配列へのポインタをvaluesにセットします。 取得できた件数が戻り値として返されます。エラーが発生した場合は -1 が返されます。 .. note:: 値が固定長であるカラムのみがobjに指定できます。範囲内のIDに対応するレコードが有効であるとは限りません。delete操作を実行したことのあるテーブルに対しては、:c:func:`grn_table_at()` などによって各レコードの存否を別途確認しなければなりません。 :param obj: 対象objectを指定します。 :param offset: 値を取得する範囲の開始位置となるレコードIDを指定します。 :param values: 値の配列がセットされます。 .. c:function:: grn_rc grn_obj_set_value(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj, grn_id id, grn_obj *value, int flags) objのIDに対応するレコードの値を更新します。対応するレコードが存在しない場合は ``GRN_INVALID_ARGUMENT`` を返します。 :param obj: 対象objectを指定します。 :param id: 対象レコードのIDを指定します。 :param value: 格納する値を指定します。 :param flags: 以下の値を指定できます。 .. hlist:: :columns: 3 * :c:macro:`GRN_OBJ_SET` * :c:macro:`GRN_OBJ_INCR` * :c:macro:`GRN_OBJ_DECR` * :c:macro:`GRN_OBJ_APPEND` * :c:macro:`GRN_OBJ_PREPEND` * :c:macro:`GRN_OBJ_GET` * :c:macro:`GRN_OBJ_COMPARE` * :c:macro:`GRN_OBJ_LOCK` * :c:macro:`GRN_OBJ_UNLOCK` .. c:macro:: GRN_OBJ_SET_MASK .. c:macro:: GRN_OBJ_SET レコードの値をvalueと置き換えます。 .. c:macro:: GRN_OBJ_INCR レコードの値にvalueを加算します。 .. c:macro:: GRN_OBJ_DECR レコードの値にvalueを減算します。 .. c:macro:: GRN_OBJ_APPEND レコードの値の末尾にvalueを追加します。 .. c:macro:: GRN_OBJ_PREPEND レコードの値の先頭にvalueを追加します。 .. c:macro:: GRN_OBJ_GET 新しいレコードの値をvalueにセットします。 .. c:macro:: GRN_OBJ_COMPARE レコードの値とvalueが等しいか調べます。 .. c:macro:: GRN_OBJ_LOCK 当該レコードをロックします。:c:macro:`GRN_OBJ_COMPARE` と共に指定された場合は、レコードの値とvalueが等しい場合に限ってロックします。 .. c:macro:: GRN_OBJ_UNLOCK 当該レコードのロックを解除します。 .. c:function:: grn_rc grn_obj_remove(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj) objをメモリから解放し、それが永続オブジェクトであった場合は、該当するファイル一式を削除します。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: grn_rc grn_obj_rename(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj, const char *name, unsigned int name_size) ctxが使用するdbにおいてobjに対応する名前をnameに更新します。objは永続オブジェクトでなければいけません。 :param obj: 対象objectを指定します。 :param name: 新しい名前を指定します。 :param name_size: nameパラメータのsize(byte)を指定します。 .. c:function:: grn_rc grn_obj_close(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj) 一時的なobjectであるobjをメモリから解放します。objに属するobjectも再帰的にメモリから解放されます。 永続的な、table, column, exprなどは解放してはいけません。一般的には、一時的か永続的かを気にしなくてよい :c:func:`grn_obj_unlink()` を用いるべきです。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: grn_rc grn_obj_reinit(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj, grn_id domain, unsigned char flags) objの型を変更します。 objは :c:func:`GRN_OBJ_INIT()` マクロなどで初期化済みでなければいけません。 :param obj: 対象objectを指定します。 :param domain: 変更後のobjの型を指定します。 :param flags: ``GRN_OBJ_VECTOR`` を指定するとdomain型の値のベクタを格納するオブジェクトになります。 .. c:function:: void grn_obj_unlink(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj) objをメモリから解放します。objに属するobjectも再帰的にメモリから解放されます。 .. c:function:: const char *grn_obj_path(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj) objに対応するファイルパスを返します。一時objectならNULLを返します。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: int grn_obj_name(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj, char *namebuf, int buf_size) objの名前の長さを返します。無名objectなら0を返します。 名前付きのobjectであり、buf_sizeの長さが名前の長以上であった場合は、namebufに該当する名前をコピーします。 :param obj: 対象objectを指定します。 :param namebuf: 名前を格納するバッファ(呼出側で準備する)を指定します。 :param buf_size: namebufのサイズ(byte長)を指定します。 .. c:function:: grn_id grn_obj_get_range(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj) objパラメータのとる値の範囲を表わしているオブジェクトのIDを返します。例えば、:c:type:`grn_builtin_type` にある ``GRN_DB_INT`` などを返します。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: int grn_obj_expire(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj, int threshold) objの占有するメモリのうち、可能な領域をthresholdを指標として解放します。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: int grn_obj_check(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj) objに対応するファイルの整合性を検査します。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: grn_rc grn_obj_lock(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj, grn_id id, int timeout) objをlockします。timeout(秒)経過してもlockを取得できない場合は ``GRN_RESOURCE_DEADLOCK_AVOIDED`` を返します。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: grn_rc grn_obj_unlock(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj, grn_id id) objをunlockします。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: grn_rc grn_obj_clear_lock(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj) 強制的にロックをクリアします。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: unsigned int grn_obj_is_locked(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj) objが現在lockされていれば0以外の値を返します。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: int grn_obj_defrag(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj, int threshold) objの占有するDBファイル領域のうち、可能な領域をthresholdを指標としてフラグメントの解消を行います。 フラグメント解消が実行されたセグメントの数を返します。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: grn_id grn_obj_id(grn_ctx *ctx, grn_obj *obj) objのidを返します。 :param obj: 対象objectを指定します。 .. c:function:: grn_rc grn_obj_delete_by_id(grn_ctx *ctx, grn_obj *db, grn_id id, grn_bool removep) dbからidに対応するテーブルやカラムなどを削除します。mroonga向けに用意した内部APIです。 :param db: The target database. :param id: The object (table, column and so on) ID to be deleted. :param removep: If ``GRN_TRUE``, clear object cache and remove relation between ID and key in database. Otherwise, just clear object cache. .. c:function:: grn_rc grn_obj_path_by_id(grn_ctx *ctx, grn_obj *db, grn_id id, char *buffer) dbのidに対応するpathを返します。mroonga向けに用意した内部APIです。 :param db: The target database. :param id: The object (table, column and so on) ID to be deleted. :param buffer: path string corresponding to the id will be set in this buffer.