delete - 一件のレコードの削除
delete table [key [id [filter]]]
groonga組込コマンドの一つであるdeleteについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。
deleteは、使用しているデータベースのテーブルに1件のレコードを削除します。
table
レコードを削除しようとするテーブルの名前を指定します。
key
削除するレコードの主キー値を指定します。主キーなしのテーブルの場合はこのパラメータを指定しても無視されます(idパラメータを代わりに指定します)。
id
レコードIDによってレコードを指定します。idパラメータを指定する場合は、keyパラメータを指定してはいけません。
filter
script形式のgrn_expr文字列によってレコードを指定します。filterパラメータを指定する場合は、id及びkeyパラメータを指定してはいけません。
返値 ---
[成功かどうかのフラグ]
``成功かどうかのフラグ``
エラーが生じなかった場合にはtrue、エラーが生じた場合にはfalseを返す。