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13.2.3. ユーザーと協力して開発をうまく進めていくための指針

groongaを使ってくれているユーザーと協力して 開発をうまく進めていくためにこうするといい、という事柄をまとめました。 まとめておくと、新しく開発に加わる人とも共有することができます。

13.2.3.1. twitter編

groongaを使ってもらえるようにtwitterのアカウントgroongaを取得して 日々、リリースの案内をしたり、ユーザーサポートをしたりしています。

リリースの案内に利用する場合には、やりとりを考えなくて良いですが、 複数人によるサポートをgroongaで行う場合に、どうサポートするのが 良いのか/どうしてそうするのかという共通認識を持っていないと一貫性のないサポートとなってしま います。

twitterでサポートされている安心感からgroongaユーザーの拡大に繋げる ことができるようにサポートの際に気をつけることをまとめます。

13.2.3.1.1. 過去のツイートはおさらいしておく

13.2.3.1.1.1. 理由

自分がツイートした内容を把握していない返信をされたら普通いい気はしません。

13.2.3.1.1.2. 対応

過去のツイートをおさらいし、こうすれば良いという提案をできるのが望ましいです。:

良い例: ○○だと原因は□□ですね。××すると大丈夫です。

13.2.3.1.2. こちらから情報を提供する

13.2.3.1.2.1. 理由

困っているユーザーが複数回ツイートして限られたなかで情報を提供してくれていることがあります。 その限られたツイートから解決方法が見つかればユーザーにとって余計な手間が少なくて済みます。 あれこれ情報提供を要求すると、ユーザーはそのぶん確認する作業が必要になります。

13.2.3.1.2.2. 対応

最初に声をかけるときに解決策を1つか2つ提案できると望ましいです。ユーザーにあまり負担を感じさせないようにすると良いです。:

良い例: ○○の場合は□□の可能性があるので、××を試してもらえますか?

13.2.3.1.3. twitterでのやりとりはできるだけ他の場所(例えばredmine)へと誘導しない

13.2.3.1.3.1. 理由

twitterは気軽につぶやけることが重要なので、気軽にできないことを相手に要求すると萎縮されてしまう可能性があります。

いきなりredmineでバグ報告をお願いすると、しりごみしてしまうかも知れません。:

駄目な例: 再現手順をMLかredmineに報告してもらえますか?

groonga関連で気軽につぶやけないとなると開発者は困っている人を見つけられないし、利用者は困ったままとなるので、双方にとって嬉しくない状態になっ てしまいます。

13.2.3.1.3.2. 対応

twitterでやりとりを完結できるようにします。