groonga - オープンソースのカラムストア機能付き全文検索エンジン

8.3.13. delete

8.3.13.1. 名前

delete - 一件のレコードの削除

8.3.13.2. 書式

delete table [key [id [filter]]]

8.3.13.3. 説明

groonga組込コマンドの一つであるdeleteについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。

deleteは、使用しているデータベースのテーブルに1件のレコードを削除します。

8.3.13.4. 引数

table

レコードを削除しようとするテーブルの名前を指定します。

key

削除するレコードの主キー値を指定します。主キーなしのテーブルの場合はこのパラメータを指定しても無視されます(idパラメータを代わりに指定します)。

id

レコードIDによってレコードを指定します。idパラメータを指定する場合は、keyパラメータを指定してはいけません。

filter

script形式のgrn_expr文字列によってレコードを指定します。filterパラメータを指定する場合は、id及びkeyパラメータを指定してはいけません。

返値 ---

8.3.13.4.1. json形式

[成功かどうかのフラグ]

成功かどうかのフラグ

エラーが生じなかった場合にはtrue、エラーが生じた場合にはfalseを返す。

8.3.13.5. 例

テーブルEntryからレコードを削除します。:

delete Entry abandon

[true]

8.3.13.6. 関連項目

load

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